神の山 あとがき

 ここまでお読みくださりありがとうございました。この話は実は覆面作家企画3冬用にとプロットを練ったものを、再利用したものです。元々はこちらを提出しようとして書き始めていたのですが、夏の時点で雨乞いに関する作品があったことと、書き始めてみるとかなり長くなるという確信が得られたことにより、ボツとなっていました。
 それでも途中まで書いていたこと、また資料を集めていたことを考え、もったいないなと思い今回サイト五周年記念の作品としてアップすることに決めました。なので実は書き始めてから一年半ほどたって公開した作品ということになります。短編の中では一番時間のかかった話ですね。
 東洋風ファンタジーというように分類してみましたが、書くにあたって参考にしたのはミャンマーです。写真を集めたり気候等を色々調べてみました。それが生かされたかどうかは……ちょっと疑問なんですがね。でもいつもとは違う雰囲気の話が書けて、個人的には満足でした。
 結局は原稿用紙33枚という中途半端な長さになりましたが、少しでも何かを感じていただけたら、楽しんでいただけたら幸いです。
 それでは本当にどうもありがとうございました! これからも藍色のモノローグをよろしくお願いします。

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